荒茶を買い付けて仕上げる「仕上げ製茶問屋」
正香園は、日本有数の豪雪地帯である上越地域にあります。1952年に仕上げ製茶問屋として創業し、静岡や宇治、伊勢、九州の八女や鹿児島などの産地から荒茶を直接買い付けて、自社で製茶をしてきました。
全国の茶葉を熟知し、さらに長所を引き出す
70年近い歴史が培った茶鑑定の真贋(しんがん)と、各茶葉の特徴を熟知してさらに長所を高みへ引き上げる製茶技術が同園の財産です。そんなこだわりのお茶の一番の特徴は、乾燥度合い(火入れ)が強く、飲んだときに香りがパッと立つこと。
雪と暮らして、雪を生かして
また、雪室や氷温を使った熟成技術を開発し、かつてないおいしさを加えました。こめ茶に使用する米も自社で精米しています。
若い世代に人気の「雪の香りテラス」
最近では急須がある家庭が4割を切ったとか。そんな中、同園は雪の香りテラスで新しいアプローチをしています。お茶を使ったスイーツは絶品と評判。いろいろな角度からお茶に出会い、楽しんでみてください。
DATA 有限会社正香園
本店・製茶工場/糸魚川市一の宮4-1-6 電話/ 025-552-6376 ほか、白馬通り店(糸魚川市新鉄)、上越店(上越市本町)、雪の香テラス(上越妙高駅前フルサット内) |